日焼け止めの基本!PAとSPFを分かりやすく解説

最近では、女性のみならず男性も日焼け止めを使う方が増えてきています。紫外線が老化や病気に大きく影響を及ぼしているという知識が浸透してきたのでしょう。

今回は日焼け止め製品に記載してあるPA値とSPF値について解説していきます。

紫外線の種類

紫外線の知識を軽く深めましょう。紫外線は3種類ありますが、肌に悪影響をあたえる2つの紫外線についてです。

1.UVA(紫外線A波)
UVAはシワ・たるみの原因になる紫外線です。ガラスを透過しますので、室内であっても紫外線対策が必要となります。

2.UVB(紫外線B波)
UVBはシミの原因になる紫外線です。UVAと比較すると紫外線量は少ないですが、結膜炎や皮膚がんの原因になります。

この2つの紫外線を防ぐことで、肌の老化や病気を未然に予防できるんですね。

PA値とSPF値

A波・B波の紫外線を防ぐ効果を個別に表わしているのがPA値とSPF値です。

PA値
シワ・たるみの原因となる、UVAから肌を守る効果を表しているのがPAです。+の数で効果が分かります。PA+が効果が低く、PA++++が最も高い効果を示しています。

SPF値
日焼け・シミの原因となるUVBから肌を守る効果を表しているのがSPFです。SPF1の持続効果は15分。SPF50だと50×15分=750分もUVBを防いでくれるわけです。

ワンポイントアドバイス

顔に塗布するときの量は、クリームタイプでパール2個分、ローションタイプは1円玉2つ分が目安です。

また、日焼け止めは日常の活動の中で効果が弱まります。つまりPAとSPFの効果は計算通りにはいかないということ。肌の状態や生活環境に合わせて、日焼け止めを塗り直すことを忘れないでください。

まとめ

購入する際に重視すべきなのはPAとSPFの値ですが、値が高ければ肌にかかる負担も増えます。自分の肌に合うものを継続的に使用していただき、いつまでも若々しい素肌を保っていただければと思います。

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